学校概要
サエキ・ディテクティブ・スクール（Ｓ・Ｄ・Ｓ）はこんな想いで創られました。
社会背景
近頃の社会問題となっている未成年による犯罪・幼児虐待・DV（ドメスティック・バイオレンス）・男女間の縺れ・ストーカー問題等、原因の殆どが人間同士のコミュニケーション不足から起こっています。私ども佐伯総合リサーチで調査担当した事件の中にも、原因を追求していけばコミュニケーション不足に起因しているトラブルが多々ありました。
「もし被害者・加害者に少しの知識があったなら…もっと早く相談してくれていれば…こんなに大きな問題にはならなかったのに…」
「もっと多くの人がトラブルに対応する術を知っていれば…」
そんな想いから一人でも多くの方に、問題解決能力の向上を図っていただき、自分や身近な人がトラブルに巻き込まれることのないよう、また問題が起きれば、少しでも早い段階で問題を解決できるような知識と技術を提供していきたいとサエキ・ディテクティブ・スクールを 設立いたしました。
探偵・調査業は「景気に左右されない業種」とされていますが、その理由は人間の「悩み」は尽きることがなく、「欲望」は満たされることがないからです。
情報化社会から情報社会に移行しきった今日「調査」を当たり前のように行なう企業が増え、景気の良いときは言うにおよばず、悪いときには、他社の動向が気になり「自分の会社だけが暇なのか」と思い悩んだり、 「なぜあの会社だけ景気が良いのか、何か特別なことをしているのか」と妬んだりします。その他に、信用不信から発生する取引先の信用調査、リストラ対象社員選定のための身辺調査等、現代社会を反映し、 時代背景に後押しされる形で探偵・調査業への関心は年々増しています。
そして、いつの時代も男と女の問題（浮気・不倫・暴力など）で悩みを抱えている方は非常にたくさんいます。 また個人のプライバシーに関わる深刻な問題として、ストーカー行為による被害、いじめや嫌がらせなどの行為による被害が後を絶ちません。 それらの事件を解決・解消するために探偵・調査業は必要不可欠なものとなっています。
現在、需要（依頼）に対し供給する側 （探偵・調査業）の体制が整っていないのが現状です。それは探偵の人数が足りない事と、 全ての調査依頼に応えられるだけの知識と技術をもった探偵、調査会社が少ないからです。
調査から実践心理学へ
問題解決能力
問題解決能力とはその言葉の通り問題を解決する能力です。 しかし問題を解決するのに必要不可欠なものは何でしょうか？ それは「問題の本質を見抜く」と言う事です。
佐伯総合リサーチでは、調査してきた問題の原因は何か…を常に追及してきました。 人間の裏側に潜む欲深い執念、妬み、嫉妬… 愛情不足によりゆがめられた感情表現… それらは人間の心理・自我にすり込まれ、増幅していきます。 この様な問題に対しては調査のみに留まらず、心理分析を行うことにより一層問題の本質に近付いていかなければなりません。
心理学は調査技術同様必要不可欠な要素だと佐伯総合リサーチでは考えております。 一人でも多くの方に賛同して頂き、現代の社会問題を少しでも緩和出来ればと切に願います。
